2009年10月26日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 11666 count

京王線高架化都市計画素案説明会が開催されるそうだ

Written By: 川俣 晶連絡先

 郵便受けに以下のような文書が入っていました。

都市計画素案説明会のお知らせ

都市高速鉄道第10号線

京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)の

連続立体交差化・複々線化および関連側道計画等について

 文書の作成者は以下の連名です。

東京都

世田谷区

杉並区

京王電鉄株式会社

 内容は、上記の事業の素案の説明会を2009/11/11~11/20の間に世田谷区、杉並区、調布市の小中学校で説明会を行う、というものです。

 これが投函されていたということは、我が家もこの都市計画に関連する地域として認定されているようなので、可能な限り出席してみようと思います。(おそらく、ほとんど我が家に影響は無いと思いますが)

分かること §

 しかし、このお知らせだけでも、いろいろと分かることもあります。

  • これはまだ「素案」の段階である (おそらく確定事項は何もない)
  • 高架が前提であり、地下という表現は一切見られない
  • 複々線という言葉は明確に見られる (ついに夢想のような新宿調布間の完全複々線化を実現しようというのか?)
  • 関連側道計画という言葉があり、側道の整備も一体であることが分かる (下高井戸駅前アクセス道路構想もこれに含まれるか?)
  • しかし、交差する道路は直接関係なさそうだ
  • 範囲は笹塚駅~八幡山駅間ではなく、笹塚駅~つつじヶ丘駅間だ
  • 「都市高速鉄道第10号線」という耳慣れない言葉が使われている (たぶん、都営新宿線と京王線を一体のものと見なした表現だろう)
  • 下高井戸に着目した場合東急の存在感も無視できないが、ここで東急の名前は出てこない
  • 杉並区よりも世田谷区の名前の方が上である。会場も世田谷区の学校が大多数である。世田谷区の熱意が特に高いと思われる

余談 §

 ここしばらく、経堂~千歳船橋方面まで何回も歩き、小田急線沿いの道や小田急線の下を横切る道もよく歩いています。おそらく、この光景が高架複々線化された京王線の未来像なのでしょう。

 とはいえ現時点では、これといって特別な印象はありません。よくある鉄道の高架線でしかありません。

下高井戸周辺史雑記